コロナが流行してから、良くも悪くも外出をしなくなって出費が減りました。
そこから最近の不景気の流れを読んでいくと貯金をした方が良いのではないかと一定数の方は思ったのではないでしょうか。
しかしながら、貯金も大事ですが折角なら少しでも貯金額が増えたら嬉しい思うのが人間の性だと思います。実際に今や銀行に預けてもほとんどが0.001%の利率といった状態。
そこで投資という選択肢が出てくるのですが、住宅の投資などで調べてみると初期費用が高いですし、メンテナンスなども考えると手間が非常にかかる印象。FXや仮想通貨ありますが、ニュースを見ると急落をしたり、FXについてはギャンブル性が高そう。。。ということで私は株式投資を試してみることにしました。
そこで今回は実際に私が株式投資を行って、投資信託に切り替えたお話について書いていこうかと思います。
株式投資の始め方について
株式投資の始め方は非常にシンプルです。
証券会社で専用の口座を作成して、作成した口座に対して入金をする。入金した金額で株の売買をしていくといった流れです。
調べたら沢山の情報がでてきますが、楽天証券とSBI証券が手数料も安くて人気のようです。他にも証券会社は多くありますが、ネット証券のメリットとして営業から声が原則かかることはないので、自分の判断で売り買いができるというメリットがあると言えるでしょう。(逆にアドバイスを欲しいという方は証券会社に実際に足を運んでみるのも良いかも)
そこで、私の場合はSBI証券で専用の口座を作成して始めてみることにしてみました。
Youtubeで調べてみると結構わかりやすく解説している動画も多く載っているので、手続きがわからなくなった場合は「株 口座開設」などのキーワードで参考にしてみるのも良いかも知れないですね。
株式投資のメリット/デメリット
ということで口座開設が完了したら、早速株の売り買いを初めてみようと思ったのですが、ここで調べてみて思ったのが、株は思ったよりも少額で始めることができるということです。10万円あれば安い銘柄であれば複数銘柄購入することが可能です。
そのため、試しに10万円ほど投資をしてみて、まずは流れを掴んでみるのが良いかなと思います。もちろんデメリットとしては売り買いのタイミングを見誤れば投資した金額よりも下がります。(当たり前ですね。)
また、株式投資はミドルリスク、ミドルリターンと呼ばれているようで、実際に信用取引を行わないで、現物取引であれば借金を背負うことはないですし、投資額が0円になるということもほどないのもメリットですね。
私の場合は、口座を開設した後は右も左もわからないのでとりあえず10万円で複数銘柄を購入してどのように動くのかを実験してみた記憶があります。
株で失敗したと思った瞬間
ということで、最初は10万円ほどで複数の銘柄を購入したのですが、価格が安い銘柄だとよほどのことがない限り値動きがないので、儲かった!損した!という気持ちあまりなりません。
そこで徐々に投信金額を増やして、もう少し株価が高いトレンドに上がっている株を購入してみることにしてみました。
トレンドに上がっている株については普通にTwitterやYoutube,SBI証券のアプリ上で表示されているニュースから直近で高値を出した株式の情報から探していました。正直これが失敗の1つかなと今でも思っています。
そんなこんなで私が購入をしたのがベガコーポレーションの株。この株はLOWYAといった家具のインターネット販売をサービスと展開しており、当時は株価も上昇傾向にある。そして話題の株として頻繁に情報が上がっていました。
私自身もLOWYAで家具を以前に購入したことがあり、品質も価格に対して満足のいくものだったので、購入することにしました。
しかしながら、数日ほど経過した段階で株価が大きく変動する決算の発表にて、まさかの株価が急落するという事態に陥りました。そこで思ったのが、あれほど株価が上昇傾向にあったのだから回復するのではないかという気持ち。
株を初めて数カ月で30万円ほどの出資ではありましたが、まさかこんなに下がるのかっていう位にショックだったのを今でも覚えています。。(記憶としては10万位下がったような。。)
株式投資で学んだこと、投資信託に切り替えた話
先ほどの急落を経験をした後は毎日所有している株価が気になってしまい、気持ちが落ち着かなくなってしまいました。
負けた分を取り返そうと他に利益が出そうな株価を探したり、ベガコーポレーションの株もなかなか売り切れずに、どのタイミングで売ろうかと毎日株価をチェックしていました。
ただ、ここで気づいたのが株価ばかり気になってしまい仕事の休憩中などにも触って株価チェックをしてしまったりして、当初に思い描いていた貯金の額が少しでも増えれば良いという考えからかけ離れてしまったことです。
ここまでで学んだのは株を購入する際は該当銘柄の値動きが大きく左右される決算発表の日や、会社の業績、提供しているサービスが今後業績を上げられるのかを調べる必要があること。そしてそれらを調べても突然企業がIR情報(投資者に発表する情報)や業績目標の上方修正が走ると不意に株価が変動すること。
それを考えるとマネーゲームとしては非常に面白いものだと感じましたが、仕事をするうえでやっていくには労力が非常にかかるなと思いました。
当初の考えに立ち直り改めて調べてところ、投資信託の方がよりローリスク、ローリターンで値動きをしていることがわかりました。投資信託は専門家が皆から集めた金額で売り買いを行い、管理をしているのでそれほど大きく動くともないですが、頻繁に管理する必要もないのが魅力的な部分となります。
そこでベガコーポレーションの株も結局のところは損切りをして、他にも所有していた株を売り払い投信信託へ切り替えることにしました。
ちなみに、今でも貯金感覚で購入をしているのですが、私が購入しているのはS&P 500と呼ばれるファンドが運用しているもので、現在は15%も上昇をしています。
もちろん投資信託も投資をした金額よりも下回る可能性はあるので注意が必要です。
しかしながら、過去のチャートを見ても急落が発生しても、S&P 500は長期の目線で見れば上昇しているので比較的安心ができます。
ということで私としては今後も投資信託を継続して貯金感覚として投資を行っていく予定です。
ただ、株式投資で学んだことも多く、10倍になった株や2倍になった株もあることから、もう少しS&P500で投資をしていき、そのうちマネーゲームの感覚でまた株式投資にチャレンジをしたいかなという気持ちです。
以上、私が実際に試した投資の記録ですが、これから投資をしてみたいという方やどれくらいの株式投資のリスクについて参考なれば幸いです。